【冬の備え】本格的な冬が来る前に!空き家を放置すると起こる「建物・近隣の3大トラブル」と事前対策
2026.11.05
秋が深まり、山梨でも日ごとに寒さが増してきました。本格的な冬を迎えるこれからの季節、遠方にお住まいだったり、日常的に足を運ぶのが難しかったりする「ご実家や空き家の管理」で特に注意したいのが、冬特有のトラブルです。
「誰も住んでいないから大丈夫」と思って放置してしまうと、思わぬ修繕費用や近隣クレームに発展してしまうことも少なくありません。
今回は、本格的な冬が来る前に知っておきたい「冬場に起こりやすい建物・防犯・近隣の3大トラブル」と、その事前対策について分かりやすく解説します。
■トラブル1:水道管の凍結・破裂(室内浸水・建物傷みリスク)
山梨の冬の朝晩は非常に冷え込みます。日常的に人が住み暖房を使う家と異なり、空き家は室内温度も氷点下近くまで下がるため、配管内に残った水が凍結・破裂する事故が多発します。
破裂に気づかず放置されると、春先に氷が溶けた際に一気に水が漏れ出し、床や柱などの構造体を傷めて莫大な修繕費用がかかってしまうケースがあります。
【事前対策】:本格的な冬を迎える前に水抜き(元栓を閉めて配管内の水を抜く)を行うか、定期的な通水・点検を行うことが不可欠です。
■トラブル2:大雪・強風による建物・雨樋の破損(雨漏りリスク)
近年の気象変化による湿った重い雪は、雨樋の歪みや破損の原因になります。また、冬場の強風によって屋根瓦や軒天(のきてん)が傷み、そこから雨水が侵入して雨漏りを引き起こすことがあります。
空き家は小さな傷みの発見が遅れがちなため、気づいた時には建物全体の老朽化が一気に進んでしまっているケースが多く見られます。
【事前対策】:雪が本格化する前に、敷地内や周囲から屋根・外壁・雨樋の状態を目視で確認・記録しておくことが大切です。
■トラブル3:落ち葉の越境・不法投棄・防犯上の不安(近隣・防犯リスク)
秋から冬にかけては、敷地内の庭木から大量の落ち葉が隣家に飛散し、「掃除が大変」と近隣トラブルにつながりやすい時期です。
また、草木が枯れて敷地内が見通しにくくなり、郵便ポストにチラシが溜まった空き家は、「人の出入りがないこと」が外部から分かりやすいため、ごみの不法投棄や防犯面でのリスクが高まります。
【事前対策】:早めの庭木剪定や敷地周りの清掃、郵便ポストの定期的な確認・整理を行い、「普段から管理されている印象」を保つことが最大の防犯対策になります。
【あわせて知っておきたいポイント】
建物の放置が進み、防犯や衛生上で問題があると自治体から判断された場合、「特定空き家」や「管理不全空き家」に指定され、固定資産税の住宅用地特例(減税措置)が解除されて税負担が増えるリスクもございます。
手遅れになる前に、まずは冬の物理的なトラブル対策から確認しておきましょう。
■まとめ:冬本番を迎える前の「早めの点検」が安心です
空き家のトラブルは、問題が発生してから対処しようとすると多くの時間と費用がかかってしまいます。
本格的な冬を迎える前のこの時期に、ご自身で現地を確認されるか、プロの管理サービスを活用して点検を行っておくのがおすすめです。
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